黒毛和牛海外輸出台湾挑戦中note過去投稿2019/4/9『日本黒毛和牛肉の楽しみ方はワインと似ている』

黒毛和牛の事

僕のnoteの投稿を見て下さっている方々には日本黒毛和牛の真実を知って欲しいのでこの場を借りて情報を発信させて頂きたいと思います。

日本黒毛和牛のA-5という表記は見た目の評価であり、味の評価ではありません。(知っている方もいると思いますが)

海外では日本のブランディングイメージのおかげでA-5が1番美味いと勘違いしている人がかなり多いです。

これは日本でも勘違いをしている方がまだいらっしゃいますが、少しずつ理解されてきています。

A-5のAは肉の歩留まり(量)でA.B.Cの3段階評価になっていて、5は肉の見た目(質)の評価で5段階評価になっています。

  • 見た目の評価は
  • ・赤身の中に霜降りがたくさん入っているか?
  • ・赤身の色は美しいか?
  • ・脂身の色は美しいか?
  • ・肉の艶(ツヤ)はあるか?
  • ・肉のバランスは良いか?
  • などを審査します。

なので、A-5というのは肉の量がたくさん取れた見た目の良い日本黒毛和牛肉という事になります。

肝心の味は牛に与えているエサで決まります。

もちろんアメリカやオーストラリアのWAGYUと違って日本黒毛和牛肉の独特な香りと味はありますが、育てている牧場によっても味は違ってきます。

基本的に味を数値化した基準は無いのです。

なのでA-5だからA-3より美味しいという事は無いのです。

その真実をnoteを見て下さっている方々には知って欲しいです。

美味しさには個人差がありますし、相性だと思いますから、日本黒毛和牛の美味しさを楽しみたいのでしたら、どこの地域でどのように育てられた牛なのか?をしっかり知った上であなたが食べた日本黒毛和牛肉が美味しいと感じたならそれはその地域で育てられた日本黒毛和牛肉とあなたの相性が良いという事になります。

ワインは産地や育て方や加工の違いで味が変わりますよね?それと同じで、ワインと似たような味わい方や楽しみ方だと思ってもらえたら良いと思います。

日本黒毛和牛肉を食べる時に産地や育て方を知って味わって頂ければ更に日本黒毛和牛肉を楽しめると思いますよ。

今後の日本黒毛和牛肉の楽しみ方がワインと同じ方向にいって欲しいと個人的に強く願っております。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

ではまた!