黒毛和牛海外輸出台湾挑戦までの道Instagram過去投稿2018/2/4『美國極黒牛を知っていますか?』

ローカルの事

美國極黒牛はアメリカ産和牛です。

台湾のスーパーで見てびっくりしたのですが、日本で見るアメリカ産牛肉とは全然比べ物にならないくらいサシ(霜降り)が入っていました。

まだ実際に買って食べてはいないので、味はわかりませんが、見た目はかなり日本の和牛に似せてきていますね。

アメリカも日本の和牛業界と同じように肉質に関連するデータを取り貯めて分析しまくって日々改善していると思いますので、モタモタしていると日本は追い越されてしまうかもしれませんね。

生産規模は圧倒的にアメリカが有利ですし、低価格勝負では全く太刀打ちできません。 「日本の和牛はほかの国には創れない」と日本人はよく言いますが、それは確かにそうかもしれません。

ですが、その和牛にとても似ているWAGYUが低価格(半額以下)で買えるとなると消費者はそっちに流れていくんじゃないでしょうか?

実際に日本で一般的なスーパーで和牛を販売しても、安いアメリカ産の牛肉を買う人が多いですよね。

何が言いたいか?というと日本の和牛を売る相手が違うと思うんです。

ターゲットが違うと思うんです。

生産農家さんは自分のことではないような認知しかしてない人が多いですが、自分が育てた牛達を売る人達が海外で勝てない事に危機感を感じてますか?

僕はとても危機感を感じています。

生産者は牛を育てる事ばかり極めるのではなく、もっと真剣に自分の業界全体の事を考える人が増えてほしいと願います。

組織の言う通りに只々牛を仕上げるだけならそれはもうロボットなのかもしれません。

では、今日も1日僕も頑張るぞー!