黒毛和牛海外輸出台湾挑戦までの道Instagram過去投稿2018/3/5『台湾の卸業者は日本の黒毛和牛の生産原価なんて知らない』

海外進出の事

黒毛和牛は希少。それだけで価値がある。でも希少な黒毛和牛を育てているだけではその恩恵は今のままだと受けられない。

おはようございます。ファームコネクション・ラボの前川です。

それをポンポン卸でさばく台湾の販売現場を見ていると悔しくなる。

台湾の卸業者は日本の黒毛和牛の生産原価なんて知らない。

買った値段にマージン乗っけて手頃な価格でたくさん売りさばくだけ。

台湾へ輸出した黒毛和牛のkg単価は平均6,400円ですが、肥育農家さんはいくらで枝肉を買ってもらったんでしょうか?

肥育農家さんはしっかり恩恵受けてるんでしょうか?

台湾へ輸出する方が国内出荷より2倍の単価で取引されていますが、僕はあんまり肥育農家さんの枝肉販売単価はそんなに上がってないんじゃないかなと勝手に思っていますf^_^; 僕は繁殖農家さんの子牛の販売単価を下げない為には肥育屋さんがしっかり再生産出来る枝肉単価まで底上げしなければならないと思っていますが、どうやってそれをやるのか?

僕は今の肥育期間を10ヶ月に短縮して生産リスク&生産コストを抑え、今の一般肥育の枝肉単価と同じ単価で取引き出来るようにしたいなと勝手に思っています。

僕が変えたいのは枝肉を買ってもらう環境ではなく、買う環境なんです。

周りの人達に今後の独自マーケットの話をすると「良い買い手(枝肉の)が見つかると良いね」と言われますが、違うんですよね(^◇^;) 僕が台湾で独自のマーケットを構築して黒毛和牛の超若齢肥育牛の枝肉を買う環境を創ろうとしてるんです。

生産者は売るポジションから抜けれないので理解出来なくてもいいんですが、とりあえず進めていきます!

では、今日も1日頑張るぞー!