黒毛和牛海外輸出台湾挑戦中note過去投稿2019/5/19『家畜セリ市場で購買者さんの談合が噂されている事について思う事』

黒毛和牛の事

僕は事実確認出来ていませんからあくまで噂ですが、僕は別に談合しても良いんじゃないのかなと勝手に思っています。

だって肥育農家さんが採算合わないこの子牛の高値相場は何年続いてますか?

子牛が安値で買えた時代に稼いだお金を注ぎ込んでも注ぎ込んでも子牛の高値が全然下がらない。

もうそろそろ資金力がある肥育農家さん達も限界なんじゃないかなと勝手に思っています。

家畜セリ市場は購買者さんがいて、僕達子牛の生産者がいて成り立ちますよね。

その購買者さん達が今の子牛の価格が高すぎて辛いと口には出しませんが雰囲気を感じているのに、「談合はダメだよねー」と批判するという事は子牛の生産者さん達はまだ目先の利益が欲しいんだろうなと僕は思ってしまいます。

購買者さんと生産者さんがこんな関係ではいずれ大きな相場の調整が来るでしょうね。

ダメなのは購買者さんではありません。

ダメなのは日本黒毛和牛を売るのが下手な方々です。

それは僕も日本黒毛和牛を売る立場になったので僕も含みます。

枝肉単価がもっと上がらなければ、購買者さん達の体力が尽き、子牛の価格は下がるでしょう。

上げなきゃいけないのは枝肉単価です。

子牛の生産者さん達が上げろと言うべきは枝肉を買う人達です。

僕は日本黒毛和牛を売る立場の人達の大変さも知っているので今の枝肉単価を上げる事がどんなに大変なのか実感しています。

その流れを見ているとどこから崩れてくるのかが見えてくるんじゃないかなと思っています。

子牛の生産者さん達が妥協しないとそろそろ危ないと思いますよ。

新しい市場の開拓(海外進出)は時間がかかりますからお互い支え合って生き抜いていけたら良いんですけど、視野が狭くてわかってない人多いので難しそうですね。

せめて子牛生産者さん達は安いから本人で持ち帰りというのはやめて欲しい。

生産者同士の潰し合いが無くなる事を願います。

今日も最後まで読んで頂きありがとうございました。

ではまた!

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