黒毛和牛海外輸出台湾挑戦中note過去投稿2019/5/17『僕が育てる新しい規格の超若齢肥育は一般的な日本黒毛和牛市場では規格外に近い』

黒毛和牛の事

昨日は沖縄県今帰仁家畜市場に久しぶり行ってきました。

僕は22ヶ月齢の肥育を一頭出荷しました。

周りの牛飼いさんから「なんで22ヶ月の肥育を家畜市場に出荷するの?台湾に持っていけば良いのに。」と聞かれたのですが、今僕の牧場は毎月一頭超若齢肥育(21ヶ月〜22ヶ月ぐらいの月齢)の出荷をしています。

今はまだ台湾で毎月一頭売りさばけるほどの環境が創れていないので、2ヶ月に一回ほど台湾に輸出しています。

牛飼いさんは牛を育てれば市場に出荷するだけで簡単に売れて、売るための環境をゼロから創る難しさを知らないので「全部台湾に持って行ったら?」と簡単に言えるんだろうなと勝手に感じています。

たまに牛飼いさんで市場に購買者さんを呼ぶ努力をしているぞと言ってドヤられる事がありますがそれはもう売る場が確立している中での話なので、そのもう1つ前の段階の話になってくるんですよね。僕は独自の販路を持っている方々を見習って頑張ります。

その超若齢肥育をした牛なんですが、一般的な評価は、まだ認知されていないだけあって日本では低いです。

なので、国内向けに枝肉を出荷すると一般的な格付け評価により枝肉単価が決まりますので採算が合わない評価になる事もしばしば。

それならと家畜市場で肥育農家さんに買って頂く作戦を試して枝肉出荷より家畜市場に出荷した方が評価が高ければ家畜市場で出荷するという流れを取っています。

台湾の環境が整うまでは国内出荷はこの方法でいくと思います。

僕の創る新しい規格の超若齢肥育は一般的な日本黒毛和牛市場からすれば規格外(特に重量)に近いので、その認知を国内で広めるよりも海外で広めた方が効率が良いのではないかと思ったので僕は直接海外に売り込む事にしました。

どのみちゼロから創るなら最先端の環境で挑戦したいですよね!

もちろん最先端の環境は尋常じゃないくらい難易度が高いです。

なので競合も少ないです。

言うだけの人はたくさんいますが、実際にやっている人はごくわずか

そこにものすごい価値を感じるんですよね。

これからも頑張ります。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

ではまた!

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