黒毛和牛海外輸出台湾挑戦までの道Instagram過去投稿2018/1/18『新しい牛飼いの形、3人以上で兼業型グループシェア経営』

牛飼いの事

ゼロからの新規就農で専業だと初期投資がハンパないのでローンの返済に25年以上かかりますし、和牛子牛生産部門だと24時間年中無休で仕事をしないといけないので、1人で事業を行うのはとても大変です。

なので、僕はこんな牛飼いの形が有っても良いのになというアイディアを勝手に提案したいと思います!笑

提案する新しい牛飼いの形は3人以上でというところがポイントで、3人以上で牧場グループ経営する事で3人なら週に4〜5日牧場管理をすればいいので、2〜3日仕事を休める日を作ることが出来ます。

僕がオススメするのは母牛30頭規模を5人で兼業型グループシェア経営ですね!

前回の母牛30頭規模の牧場のデータを元にシミュレーションをしてみます(何のこと?と思う方は「牛飼いのリアル」という2日前の投稿を見てくださいね)

兼業型なのでメインの仕事をしていて、サブで牛飼いをやるというスタンスになります。

母牛30頭規模の牧場だと2人で管理が出来るので、5人だと1人あたり週に2〜3日牧場管理をするという形になると思います。

1人あたりの出資金は1000万円で25年で元が取れます。

月に3万円ちょっとが自分に入ってくるという感じになると思います。

牛や土地や牛舎の名義は誰にするのか?と思うかもしれませんが、それは農業生産法人にする事で個人間でのイザコザは減るのではないでしょうか。

この形に慣れてきて、本腰入れて牛飼いに専念したいと思ったら、母牛を増やして規模を拡大するのも有りだと思いますが、そこはしっかりみんなで計画を立てて、ちゃんと利益が出せるのかを計算して決めた方が良いと思います。

規模が大きくなるという事は1人あたりの負担も大きくなるという事なので、例えば60頭規模まで増やすなら1日3〜4人体制になるので週の休みは半分に減りますし、会社の借金も倍に増えますからリスクも倍に増えます。

あっ、ここで60頭規模でも2人で管理しようなんて甘い事を考えると子牛の出荷率下がって売り上げ下りますよ!笑

管理者を少数に抑えるのなら牧場管理デバイス(ファームノートや牛歩や牛恩恵)を入れて牛1頭1頭の行動を把握出来る体制を整えて下さい。

こういうシミュレーションは面白いですね(コンサルやろうかなー笑)

これからは複数でシェアして牧場経営する時代です!(勝手に思っているだけです!) 牛が好きな人がボーナス感覚で趣味で牛飼いをやる人が増えたら良いですねー!

では、今日も1日僕も頑張るぞー!

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