黒毛和牛海外輸出台湾挑戦までの道Instagram過去投稿2018/2/13『子牛生産農家は購買者ニーズ8割、自分のこだわり2割』

牛飼いの事

僕が農業大学校の学生の頃に岩手県江刺で2ヶ月間住み込みで働いた時にそこの肥育屋の親父さんに「子牛生産農家は購買者ニーズ8割、自分のこだわり2割ぐらいが良いぞ」と言われてこれまで自分のこだわりを2割くらいに抑えていました。

おはようございます!ファームコネクション・ラボの前川です!

実際にその肥育屋の親父さんが言っている事は合っていると思います。

子牛生産農家は誰に子牛を売っているのか?ですから、もちろんお客さんは肥育屋さんなので、肥育屋さんが欲しいと思っている子牛を家畜市場で提供出来れば、欲しい人が購買ボタンを押しまくるので、子牛のセリ値はドンドン上がりますよね。 「こだわりが強いと儲からない」これは和牛業界でもだいたい合ってます。

自分のこだわりは必ずしも自分が提供したい人のニーズと完全に一致するわけではなく一致しない確率の方が断然高いです。

ハイ、そうですね!僕もかなりこだわりが強いので「従来の仕組みの中では」ほとんど儲かりません(;´д`) 絶対にマネしないでくださいね!笑

でも、強いこだわりを持っていても儲ける事が出来る方法はあります。

それは自分のこだわり100%の独自のマーケットを作る事。

それにはものすごい精神力と資金と行動力とセンスと運が必要になると思うので、誰でも出来るわけではないと思います。

自分のブランド、自分のマーケットを持っている人はとてつもなく強いです。

羨ましいですよね。

僕もそうなりたい。

ズーッと先に見える偉大な先輩方の背中を必死で追いかけていますが、まだまだ、まだまだ、まだまだ遠い。

前進あるのみ!

では、今日も1日頑張るぞー!

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