黒毛和牛海外輸出台湾挑戦中note過去投稿2019/5/15『日本黒毛和牛の海外輸出促進で重要なのは部分肉輸出』

黒毛和牛の事

台湾への日本黒毛和牛の輸出の最小ロットは1頭です。欲しい部位だけの輸出は出来ません。

なので、僕も台湾の会社へ輸出する時は日本黒毛和牛一頭を輸出します。

正直、食肉卸業者は売りにくいお肉の部位は取り扱いたくないです。

一頭買いのデメリットは売りやすい部位と売りにくい部位のバランスを取るのが難しい事で、安く仕入れられるというメリットが注目されがちですが、デメリットの方が大きいと思います。

なので、物流コストがものすごく高い海外から仕入れる食肉卸業者さん達は色んな工夫をしてさばいていますが台湾の業者さん苦戦しております。

日本の食肉センターも売りにくい部位をストックしておきたくないのは同じでしょうね。

もし台湾へ日本黒毛和牛の部分肉単位の輸出が可能になったら食肉卸業者に参入する企業は増えると思いますし、輸出量も今より増えると思います。

僕自身は売りにくい部位は自分のお店で調理して提供する事でさばいていますが、1頭をさばく期間がまだ長いのでその期間の固定費に売上げが吸われているのが現状です。

1ヶ月に1頭のペースでさばけるようになれば少しは資金に余裕が出てくると思いますので頑張ります。

今日も最後まで読んで頂きありがとうございました。

ではまた!

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